診療内容のご案内
一般眼科はすべて診療
処置
- 一般眼科の処置(ものもらいやめいぼの切開など)
- 眼瞼痙攣に対するボトックス注射
- 滲出性加齢性黄斑変性症に対するルセンティス注射
- 血清点眼治療(重症のドライアイ、角膜熱傷)
レーザー治療
- レーザー光凝固術
(糖尿病網膜症、網膜静脈分枝閉塞症、網膜裂孔、急性緑内障発作など) - YAGレーザー治療
(後発白内障、急性緑内障発作)
各種手術のご案内
その他の手術について
眼瞼下垂症手術
当院では、まぶたの皮膚の一部を切開して、まぶたを上げている筋肉(ミューラー筋)を短縮する手術方法をとっております。
老人性の場合には、追加処置として弛んだ皮膚も合わせて切除して、重瞼を形成する処置も加えています。
局所麻酔の注射をして、手術時間は40分程度です。術後は1週間程度で抜糸を行います。しばらくの間は、目の乾燥感がありますので点眼を継続してください。
眼瞼内反症手術
いわゆる「さかまつげ」と呼ばれます。
ほとんどが老人性で、下まぶたが眼球側に反ることでまつげが眼球にあたり、違和感を生じさせていますので、手術的に下まぶたを外に反らせる(下眼瞼牽引筋短縮)ものです。
ほとんどが老人性で、下まぶたが眼球側に反ることでまつげが眼球にあたり、違和感を生じさせていますので、手術的に下まぶたを外に反らせる(下眼瞼牽引筋短縮)ものです。
局所麻酔の注射をして、手術時間は40分くらいです。術後は1週間程度で抜糸です。
涙道手術(内視鏡検査、シリコンチューブ留置術)
涙道内視鏡を使用したシリコンチューブ留置術です。
涙道内は異物を挿入すると非常に痛いので、痛みを感じないように目頭に麻酔の注射をして、神経ブロックを行います。麻酔後に涙道内視鏡を涙点から挿入して、涙道のどこに異常があるのかを調べます。一般に涙道の一部が狭くなっていますので、内視鏡で観察しながら狭窄部をひろげます。場合によってはシリコンチューブ留置します。
涙道内は異物を挿入すると非常に痛いので、痛みを感じないように目頭に麻酔の注射をして、神経ブロックを行います。麻酔後に涙道内視鏡を涙点から挿入して、涙道のどこに異常があるのかを調べます。一般に涙道の一部が狭くなっていますので、内視鏡で観察しながら狭窄部をひろげます。場合によってはシリコンチューブ留置します。
手術時間は、20分くらいです。チューブは数ヶ月後に抜去いたします。
この手術の際には、痛みをブロックする麻酔を行いますので、眼を動かす筋肉にも麻酔が一部かかります。その影響で3時間くらい物が二重に見えますので、術後は眼帯をあてることもあります。
涙点プラグ挿入術
重症のドライアイの場合目頭にある涙の排水溝に蓋(プラグ)し、下まぶたに涙を多くとどめておく方法です。
この方法は、数分で終了します。涙点プラグは違和感があれば、すぐにとることもできます。
翼状片手手術
目頭から角膜(黒目)中央に向かって膜が張ってくるものですが、小さければ切除せずに様子を見ます。
手術を行う時期としては、角膜に乱視を強く引き起こし裸眼視力の低下が起こり始めた時期がよいと思います。明らかに視力低下が起こっている場合は、翼状片が角膜の中心部まで侵入していて、切除後も視力があまりよくならないという後遺症を残すことがありますので要注意です。怖がらずに早めに受診され、定期的な経過観察が一番よい方法です。
手術は、翼状片の切除と再発予防のための遊離結膜弁の移植を同時に行います。手術時間は、30分くらいです。