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硝子体手術

眼底疾患に対する治療は主にレーザー治療が行われていましたが、近年、眼内(眼底)に直接、手術器具を挿入し、治療ができるようになりました。

手術を行う病気

黄斑上膜、黄斑円孔、黄斑浮腫、増殖性糖尿病網膜症、硝子体出血、黄斑下血腫、網膜剥離など

術後の安静

網膜剥離や黄斑円孔などは、手術中に眼内に治療用ガスを入れますのでうつ伏せなど体位制限が必要になります。それ以外の患者様は、白内障手術時の安静度に準じます。

再手術について

この手術は、眼内に器具を挿入しますので、挿入部位付近からの網膜剥離が起こる場合があります。
手技上避けられないものですが、起こる頻度は、極めて少なくなりました。この場合には、再手術が必要です。

硝子体手術の流れ

①ご家族の方と病状の話を聞きに来院していただきます。
②説明を聞いて、手術を受けられるようであれば、日程を決めます。
③手術前の検査を行ないます。
④手術前説明会と手術前の薬の処方を行ないます。
⑤手術当日となります。当日は眼帯をしてお帰りいただきます。
⑥手術後の通院をしていただきます。
 
 白内障手術の流れを御参照ください。
 白内障がある方は、白内障手術も同時に行ないます。
>>手術の流れ

硝子体手術を行う時期について

眼底疾患の治療目標は現状維持を目指します。
眼底疾患で視力低下を来たすとなかなか回復しません。特に黄斑部疾患(眼底の中心)では自覚症状の回復はかなり困難です。白内障手術のように速やかな視力の改善が見られるわけではなく硝子体手術術後は数ヶ月をかけてゆっくり改善していくものですが、自覚症状があれば早めの手術をお薦めします。

よくある質問Q&A

Q.手術時間はどのくらいですか?
Q.入院は必要ですか?

手術後の安静度

手術後の詳しい安静の程度については安静度表をご覧下さい。

硝子体手術後の安静度

当日
翌日
3日目
4日目
1週間後
2週間後
1ヶ月後
日常生活
髭剃り・歯磨き
シャワー浴(首から下)
洗顔・洗髪・入浴
散髪
パーマ・毛染め
テレビ
読書
炊事・洗濯
掃除
針仕事・手芸など
化粧(目の周囲)
重いものを持ち上げる
力んだ排便・性生活
スポーツ
散歩
車・自転車バイク
ゴルフ・ゲートボールなど
テニス・マラソンなど
水泳
釣り
旅行
近距離
長距離
仕事
デスクワーク
力仕事
農業・漁業
その他
歯科検診
肩たたき・マッサージ
リハビリ
眼鏡作成
コンタクトレンズ装着
アルコール
医療法人彦星会 ふなつ眼科 光分院
〒743-0046
山口県光市木園1丁目5番22号
TEL.0833-74-1288
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